クーロンの自分語りブログ

おじさんが、昔の裏日常をつづっています。

ウチくる?

2-17話です。

仕事もとくに忙しくは無かったので、OKしました。

そして、その後はとりとめもない雑談をしていたのですが、途中妹から電話が来たらしいです。

なんで僕の事を - クーロンの自分語りブログ

 前回の話はこちら↑

 

電話と言っても、時間は午前3時過ぎ。

「なんか人格が変わってそうな気がしたから心配になって電話をくれたそうです。」

「変わってそうな気が…?分かるの…??」

「なんなんでしょうね…姉妹だから…テレパシー?(笑)」

 

どのようなテレパシーなのやら。

 

この妹さんと言うのは以前ソープで働きたいと言っていた人で、その問題はまだ解決されていません。

ちなみに聞いたところ、さき5もソープをやるのは反対でした。

 

「まぁ…きちんと目的があってやると言っているんだからそう簡単に説得はできないよね。」

「そうなんですよ。川本もすごく悩んでて。」

「でも、そういう川本はストリッパーやってたんだよね。」

「!!」

「その記憶はあるの?」

「知ってますよ…共有の記憶にありましたから。」

「後悔してる?」

「私がやったわけでは無いので…。」

「川本がやってたの?さき2では無くて?」

「さき2です。」

 

てっきり川本がやっていたとばかり思っていました。
そして時間も午前4時を過ぎたので落ちる旨を発言すると

 

「あの…会うのは…?」

 

「今日会えるとしても夕方以降だよ?」

「はい。」

「場所はどうしよう?」

 

「あの…クーロンさんの家ではダメでしょうか?」

 

ドキッ

 

「ウチ狭いし、遠いから。てか、そんな記憶が残ったら言い訳できないやん。」

「あ…そか…でも行きたい…じゃあ新宿とか…。」

「うん。じゃあ明日起きても、そのまま(さき5)だったらメール頂戴。」

 

そして、その日は就寝。


次の日のお昼過ぎにメールが来ました。

「おはようございます。さきです。無事さきのままでいられました。」
 
またもや起きた時に人格が戻らなかった「さき5」。

その日は天気が良かったので軽く部屋の掃除をしながらメッセンジャー越しに会話をしていました。

 

「お仕事中すみません。お邪魔じゃないですか?」

「いや、大丈夫だよ。てか、今部屋を掃除しているところだし。」

「え…それはお部屋に遊びに行ってもいいって言う事?」

「いやいや。天気が良いからだよ。」

「遊びに…遊びに…。」

「僕がそっちに行くってのは?」

「すごく汚いので…座る場所無いですよ?あと同居人に男性を入れるのを禁止されているので掃除したらバレちゃいます。」

「そかそか。じゃ掃除無しで。」

「私が行きますよー」

「遠いから…」

「大丈夫です。鍛えてますから。」

 

なんとなく、今日はいつにも増して押しが強い感じがします。

 

「何時くらいにお邪魔していいですか?」

「来る気マンマンなのね。。。」

「はいw」

 

「いいよ。」

 

「わあw 今から支度したら5時くらいになるんですけど何時くらいにお邪魔すれば…?」

「いいよ、それくらいの時間で。」

「じゃあ支度します。」

「あ、薬は絶対忘れないでね。」

「はい!あ、あと、氷って家にあります?」

「無いよ。」

「作れます?」

「無理。買った方が早い。コンビニで買えるよ。」

 

ウチの冷蔵庫は1ドアな上に普段冷凍を使ってないうえに温度設定は一番温かい(?)設定です。
そこから温度を最低にしてから、水を入れて氷を作ろうとしても、半日はかかるでしょう。

 

「そうですか、分かりました。」

「何故?」

「いや、カクテルを作ろうかと…。」

「まさか材料持ってくる気じゃないよね?」

「持っていきます。」

「ウチの近くに酒屋さんあるから、そこで買った方がいいと思うよ。てか、酒飲む気かよっ」

「飲みましょうw」

 

…うーん…まぁ軽く飲むくらいなら良いのかな…。

 

「では支度があるので失礼しますね。」


それから支度の後、メッセでウチの最寄駅と最速ルートの説明をしてから、さき5は家を出ました。

 

恐惶謹言

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