クーロンの自分語りブログ

おじさんが、昔の裏日常をつづっています。

自分の事ばかり言われてもね

2-36話です。

話すべきなのは病気なのか彼女なのか - クーロンの自分語りブログ

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今までの彼の発言は、全てこういう感じでした。

 

私が可哀想だとは思わないんですか?」
私の事を少しは考えてもらえませんか?」

 

これが、こうだったら僕の態度も変わっていたと思います。

 

川本が可哀想だとは思わないんですか?」
川本の事を少しは考えてもらえませんか?」

 

と言うか、既に川本には謝っていますが。

 

彼は川本の事では無く自分の事のみを考えている、と思われる節があります。

これがずっと引っかかっていた「何か」です。

 

一度も会っていない人間に、何故ここまで「自分に同情してくれ」と訴えるのかが理解できませんし、とても無様だと思います。


もし、これが多重人格者では無く一般の話であるのならば、自分の彼女にきつく言って済む問題では無いのだろうかと思います。

 

予想外の事態に混乱しているのは想像できますが、問い詰めるべきポイントがズレているのでは、こちらも対応ができません。

自分もまだまだ人間ができていないので、かなりムキになっていた事を否定はしませんが、先のメールで(貴方に)謝罪はしません、と迄言い切った背景はこういう理由があります。

 

私なんかにいろいろ言われて、腹が立っていると思いますが、逆の立場で考えれば、ある程度は私の言い分が理解できると思っています。これを読んで単に腹を立てただけであれば、返信は不要です。

メールの最後はこのように締めくくられていました。

 

自分を上に置きたいのか下に置きたいのか意図が汲み取れませんでした。

お互いの主張が平行線を辿っているのは重々承知していますが、これ以上状況が悪くなる事は無いだろうと思い、言うべき事は言うだけ言ってみようと、メールの返事を書き始めました。

 

メールを出し、翌日には返事が来ましたが、予想通り平行線でした。

「川本・さき5と合意のうえでの事なのだから謝る筋合いは無い。」
と主張していた点も、

「病気だと分かっているんだから手を出すなんておかしい。」
の一点張り。

 

その他も色々とありましたが割愛します。

 

お互いに相手の聞く耳を持たず、言い負かそうとするだけの議論には終わりが無いと判断したので、次の次のメールの最後にはもうこれで終わりにすると言う事を書きました。

 

そして、それから体調を崩し、高熱で数日寝込みました…。

 

数日ぶりにメールチェックをすると「最後のメールです。悪口ではありません。」と言う件名のメールが来ていました。

 

多重人格者として川本に精神的な苦痛を与えない様に、今まで川本の交友関係には大変苦労していた事、そんな中理解者として現れた自分に内心安堵していたのに今回のような事が起きてしまった事、謝罪が無かった事に腹立たしく思っていた事。
たとえ合意があったにせよ、自分と言う存在を忘れて欲しくは無かった事。

 

それらが「とても残念でした。」と言った内容でした。


これまで冷静さを失わないように勤めていたつもりですが、ここに来てようやく冷静になれたようです。

 

…確かに、当初は「仲良くしてやってください。」と言われていました。

彼の視点からすれば「信頼を裏切られた」と言う一言に尽きると思います。

 

時既に遅し、と分かってはいても…信頼を裏切った事について謝ります、と言う旨のメールを送りました。


メールの返事は来ませんでした。

 

川本もメッセンジャーには入ってきませんでした。

 

携帯メールで事情を聞くと、彼氏が家にいるのでチャットに入れないとの事でした。

 

恐惶謹言

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